住宅購入を考えるときに、いくつかの選択肢があります。
・建築中、もしくはすでに建てられた、いわゆる『建売住宅を買う』
・土地を購入して、『注文住宅を建てる』
・中古住宅を買ってリフォームやリノベーションをする
・新築マンションを買う
・中古マンションを買ってリフォームやリノベーションをする
大きく分けてこの5種類になるでしょうか。立地条件や予算で考えも変わるかもしれませんが、今回は新築の建売住宅と注文住宅についてお話します。
建売住宅のメリットとデメリット
建売住宅のメリットとして、すでに完成している一戸建ての場合、購入計画が立てやすく、気に入った家が見つかりしだい入居するまでの期間が短いところがメリットです。注文住宅とは違い、打ち合わせなどで時間を取られることが少なくてすみます。
また、建築済みの場合、実際の大きさや広さ、外観のイメージ、駐車スペースや隣地との距離などが目で見て確かめられます。
資金も手付金だけ払っておいて、最終一括の住宅ローンになるので単純です。
デメリットとしては、すでにすべての仕様が決まっている場合が多いので、間取りや設備などがなかなか自分の思いどおりにはなりません。一部、間取りの変更ができたりオプションで設備の取り換えができたりするケースはあるものの、自由に変えられるわけではありません。逆に追加変更ができないため、金額のアップがほとんどないと言えますが、どうしても変えたいとなると引渡し後の工事となるため通常の追加変更よりも高くつきます。
注文住宅のメリットとデメリット
注文住宅は自分の理想が叶えられる家づくりだと言えます。お好みのハウスメーカーや工務店、設計事務所に依頼して、建物の構造や間取り、設備、内装などを自分の希望どおりにできることです。「自分が建てた家」という満足感や充実感が得られます。
ただし、私はとにかく外観、アメリカンじゃなきゃ!キッチンも輸入でとか・・・やっぱり一番は構造で地震に強くなきゃダメ!次に省エネ、とにかく夏涼しくて冬暖かい家。とか・・・私は絶対に設備重視!メーカーではなくオリジナルのキッチンを作りたい!お風呂は広くないとダメとか・・・
あまり要望が多すぎると予算オーバーになってしまいますので、要望のランキング(優先順位)をつけておいた方が良いでしょう。
デメリットとしてはプランや見積の打ち合わせの回数が多くなりますし、着工までにかなりの期間を要します。着工してから引き渡しまでも5~6か月かかりますので(大きさによります)出会いから引き渡しまで約1年は必要です。
また、先に土地を購入して注文住宅を建てる場合、土地購入資金に対する金融機関の融資が難しい場合もあります。土地購入資金を住宅ローンの一部実行分として融資する金融機関のほか、土地購入には住宅ローンよりも高い金利のローンしか融資しない金融機関もあります。建築時には支払いが複数回に分かれますので、手元の資金が間に合わない場合の方法として短期のつなぎ融資を利用します。前もって施工会社や金融機関と支払い回数や資金の調達方法を相談しておかなければなりません。
まとめ 結局どっちがいいの?
手間暇かけずに簡単に『家を買う』のならば建売住宅を、こだわって自分が満足する『家を建てる』のならば注文住宅となるでしょう。どちらにしても評判が良く、自分に親身になってプロとしての土地から建物までアドバイスをくれる不動産会社や建築会社を選んでください。
不動産や建築のことはもちろん相続や資金計画など、なにかお困りのことやご相談がございましたら、湘南・鎌倉で創業96年の建築会社の不動産事業部 リクシル不動産ショップ 株式会社イソダまでお気軽にお問合せください。お問い合わせはこちらから
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