~まだ住める家を空き家にしたくない不動産屋のつぶやき~
日本では少子化が進み人口そのものが減少している為、空き家が増え続けると言われています。
私事で恐縮ですが、昨年、実家を売却しました。
所有者である父親と話し合い、私の両親が住まなくなってから8ヶ月ほどで売却の決断をし、その2か月後に売買契約、現在は新しい建物が建ち、新しい所有者の方の生活が始まっているようです。
人の住んでいない家は劣化が早く進んでしまいます。もう少し早めに売却の決断ができたのであれば、新たな所有者となる方に家を受け継いでもらうことができたかもしれません。
そこで、築年数の経過した住宅について着目したいと思います。
築20年以上の戸建住宅が建っている土地について
不動産業界において戸建て住宅の価格は築20年ほどでゼロになるとされています。
つまり、土地の価格相当で住まいとして充分に使用できる住宅がついてくる場合があるのです。
マイホーム探しの際、築20年以上の戸建住宅が建っている土地にも目を向けてみませんか?
予定していた予算の範囲を下回るにもかかわらず理想の住まいが見つかるかもしれません。
築20年以上の住宅について
上記で述べたように、不動産業界において戸建て住宅の価格は築20年ほどでゼロになるとされていますが、その建物の価値がないとか、寿命が尽きたというわけではありません。適度なメンテナンスをし、丁寧に使われた家の寿命は、木造住宅の場合100年以上ともいわれます。つまり、住宅として機能する寿命は、築年数だけでは決まらないのです。古民家カフェなどを見れば一目瞭然ですね。思い出のつまった住宅を手放す時、その家に新たな人が住むことになれば、受け継がれる家となり、家そのものにとっても喜ばしい事となるのではないでしょうか。家は人が住んでこそ、その役割をはたせるのですから。
築20年以上の住宅購入の注意点
築20年以上の住宅は、外構の修繕や室内のリフォーム、給湯器・水回りなどの設備の交換などの費用が必要になることがありますので、ある程度の出費を見越して購入判断をしましょう。税金に関しては、新築住宅よりも固定資産税が低くなりますが、住宅ローン減税などの減税制度の恩恵が少なくなります。
LIXIL不動産ショップ株式会社イソダは、創業大正13年の工務店の不動産事業部ですからリフォームと物件購入の両方をサポートすることができます。
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