不動産の広告に表示されている宅地。
不動産ショップでお客様にご紹介するものは宅地であるものが多く
建売住宅やマンションは、宅地の上に建っていますから
住まい探しの時に気にすることがないかもしれません。
しかし、注文住宅を検討している場合は、とても重要なので注目してみましょう。
宅地とは
宅地は、『たくち』と読みまして地目(ちもく)のうちの1つです。
地目とは、わかりやすく表現すると土地のメニューのようなもので
「宅地→家を建てることができる土地」
「田→農耕地で用水を利用して耕作する土地」
「畑→農耕地で用水を利用しないで耕作する土地」
のように何をするための土地であるかを示しています。
※「田」「畑」は、農地法(農作物の自給率低下防止のために農地を守る法律)により
原則として家を建てることができません。
マイホームの土地を購入する際には、地目や法令制限などをよく調べて
住宅の建築ができる土地であることを確認することが大切です。
地目は、全国の法務局で誰でも入手することが出来る登記簿謄本(登記簿)に記載されています。
リンク:登記簿って?
登記簿地目と現況地目
登記簿上の地目(登記簿地目)と実際の土地利用状況(現況地目)は
必ずしも一致しているとは限りません。
現況地目(課税地目)は、市区町村役場が固定資産税を算出するために
独自に調べて(市区町村の担当者が現地を見て判断して)います。
不動産の広告では、登記簿と現況の地目が異なる場合は併記する決まりになっています。
土地購入時の注意点
予算内で日当たりや利便性など希望する条件にあてはまる土地であっても
思い描いている理想の家が建てられない場合があります。
土地を購入してから後悔しない為に、その土地に関する制限やデメリット等を
しっかりと確認しておくことが大切です。
参考リンク:土地と道路の関係 不動産探し!その「擁壁」大丈夫? 土地購入を検討した時の話
不動産や建築のことはもちろん相続や資金計画など、なにかお困りのことやご相談がございましたら、湘南・鎌倉で創業96年の建築会社の不動産事業部 リクシル不動産ショップ 株式会社イソダまでお気軽にお問合せください。お問い合わせはこちらから
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