人生100年時代、先の人生を見据えて老後の住み替えを考える方が増えています。
住み替えを考えるタイミングっていつが多いのでしょう。
老後の住み替えは、子供が独立して家が広すぎると感じた時や定年退職を迎えた時など、ライフスタイルの変化がきっかけで行うことが多く見受けられます。
老後の住み替えに人気がある物件
コンパクトな間取りのマンション
徒歩で気軽に買い物ができる、お店が近くにある
病院や介護施設へのアクセスが容易
段差のない室内
横幅の広い廊下(横幅90㎝以上あると車いすで通行可能です)
住み替えの方法 ~購入が先か、売却が先か~
●売り先行(旧居を売却してから、新居の購入をする)
メリット:旧居の売却金が手元に残れば新居の購入費用にあてることができる
デメリット:売却後、新居購入・引き渡しのタイミングによっては仮住まいの費用がかかり、その場合は引っ越し回数も増える
●買い先行(新居を購入してから、旧居を売却する)
メリット:欲しい物件の購入のタイミングを逃すことなく購入できる。
デメリット:先に購入のための資金が必要
住み替えの流れ
旧居の売却
①不動産会社に家の査定を依頼する(複数社に依頼するのがおススメ)
②売却の依頼先を決める
③不動産会社と媒介契約をする
④買主と売買契約を結ぶ
⑤家を買主に引き渡す
新居の購入
①家を探す・内見する
②売買契約を結ぶ
③購入代金を支払う
④家の引き渡しを受ける
⑤入居する
資金計画は最重要!!
旧居を売却して得た財産と貯蓄を、住み替え先の新居の購入にあてられたら一番なのは言うまでもありませんが、そういったケースばかりではありません。
健康状態に問題がなく安定した収入がある場合には、60歳以上でも住宅ローンを利用できる場合もあります。
しかし、まだローンの残債があり、その残債以上の金額で不動産を売却できる見込みがない場合には資金計画をより慎重に考えなくてはなりません。
今住んでいる家を売ってもローンを完済できない、完済する為の自己資金もない、という場合には、残債分もまとめて借りられる「住み替えローン」を利用する方法もあります。
しかし、これは旧居の残債を先送りにしているに過ぎません。
年収などの審査基準が厳しく、借りられたとしても借入額が大きくなりますし、旧居を購入した時よりも年齢がアップしている分、返済期間と完済年齢に影響します。
借りられる額ではなく、返済していける金額の範囲を見極める事が大切です。
また、住宅ローンの残債がない場合でも住み替えには、引っ越し費用以外にもさまざまな費用がかかります。
いずれにしても、資金計画を長期的に早い段階からしっかりと立てることが重要となります。
老後の住み替えは不動産の買い替えの他に、サービス付き高齢者向け住宅(賃貸)への転居や高齢者施設への入居などの選択肢もあります。リクシル不動産ショップ株式会社イソダでは、不動産の買い替えはもちろんのこと、サービス付き高齢者向け住宅(賃貸)のご紹介も行っております。ぜひお気軽にご相談ください。
参照コラム:老後について考えてみる
住み替えは気力と体力が必要なので元気がある時に決断することが大切です。
不動産や建築のことはもちろん相続や資金計画など、なにかお困りのことやご相談がございましたら、湘南・鎌倉で創業96年の建築会社の不動産事業部 リクシル不動産ショップ 株式会社イソダまでお気軽にお問合せください。お問い合わせはこちらから
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