不動産を探すときに、気になる交通の便や、周辺環境!
〇〇駅まで 徒歩△分
〇〇スーパーまで 徒歩△分
〇〇病院まで 徒歩△△分
などの表示は、必ずチェックしている項目ですよね?
さて、この不動産広告に表示される〈徒歩所要時間〉はどのように決められているのかご存じですか?
この距離は、出発地から目的地までの直線距離ではなく、実際に歩いてかかる時間を表示しており、実際の道のりをもとに計算されています。
ここで、3つのポイント!
★速さの基準は?
【道路距離80mにつき1分で計算】
徒歩所要時間は、実際に歩いて測った時間ではなく、道路距離80mにつき1分として計算しています。
1分未満の端数は必ず切り上げます。
ですので、たとえ駅直結の物件の場合でも駅からの距離が80m未満の場合は、1分として計算されるため、駅から物件までは「徒歩1分」という表示になります。
この徒歩1分=80mの根拠ってなんだと思いますか?
実際、健康な女性がハイヒールのサンダルを履いて歩いた時の速度を計測して平均した結果の分速80.3mが基準になっているようです。
面白いですね!
★信号、踏切、坂道などは、考慮されません。
★距離は実際の場所までのものではなく、その敷地の一番近いところまでの距離!
「駅まで」といっても、駅の改札まで、駅のホームまでの距離ではなく
「駅の敷地」の一番近いところまでの距離で計算されます。
例えば、
駅の改札から駅の出入り口まで徒歩1分、駅の出入り口から物件の敷地まで徒歩6分、
さらに対象の部屋まで徒歩2分かかる場合は、
駅から物件まで徒歩△△分は、「駅の最寄り出入口」から「物件の一番近い敷地部分」までの距離が基準となるため、駅から物件までは「徒歩6分」となるのです。
上の地図でいえば、白の点々部分の距離が徒歩所要時間となります。
ちなみに、自動車は1分=400mで計算されます。
以上の事をふまえて、不動産広告の交通や周辺環境の表示をご覧になってみてくださいね。
不動産や建築のことはもちろん相続や資金計画など、なにかお困りのことやご相談がございましたら、湘南・鎌倉で創業96年の建築会社の不動産事業部 リクシル不動産ショップ 株式会社イソダまでお気軽にお問合せください。お問い合わせはこちらから
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