みなさんは新居を探す時にどんな条件を優先しますか?
不動産広告で一番重要なポイントで一番目につくところに表記するのが、
★物件の価格
★住所
★最寄駅から物件までの距離(公共交通機関利用時の最寄駅からの所要時間)
ですね。
新居を探すにあたり、通勤・通学・日常の買い物・お出かけをするのに駅近で交通の便が良いことが必須条件となる方は多いと思います。
その一方で、
★「閑静な住宅地」、
★「自然豊かな周辺環境」、
★「敷地内からの眺望の良さ」
という条件までつけて物件を探し始めると、中々思い通りの物件に巡り合う事が難しくなります。
住環境に何を求めるかは人それぞれですが、駅から近ければ利便性と引き換えに繁華街や住宅の密集地域の喧騒を避ける事は出来ないでしょう。
イメージ画像:写真ACより
そこで、住まいに対する考え方を変えてみるのも一つかと思います。
「あえて駅から少しだけ離れた場所の住まいを選択して、移動は基本的には徒歩・自転車などを利用してみる」のです。
「自分は運動不足かもしれない・・・」と思い当たる人、実は多いと思います。
2024年6月のWHO(世界保健機関)のニュースリリースに掲載されたデータでは、
なんと世界で18億人近くの人が、運動不足による疾患リスクを抱えているそうです。
2022年の段階で、この18億人とは世界中の成人の約33.3%に相当しており、多くの人が推奨されている身体活動レベルを満たしていないとの事なのです。
(参考文献:日本生活習慣病予防協会 公式HP)
職種にもよりますが、オフィスで仕事をしている人は長時間のデスクワークを余儀なくされる事も多く、運動不足を実感している方が非常に多いと聞きます。
会合や買い物もオンラインやネットショッピングで便利に出来る時代です。自宅やオフィスにいながらあらゆる用事を済ませる事が出来てしまいます。
また、子供たちも外で遊ぶことが減り、オンラインゲームや動画視聴を中心にした娯楽が多くあることから、運動不足による健康への影響が懸念されています。
そんな現代社会において、巷では健康志向を推進するあらゆるものや考え方が溢れています。健康食品・サプリメント・運動器具にフィットネスクラブ、定期健診や人間ドックのススメから、健康増進型の医療保険など、本当は誰もが健康でありたい思っているからこそのマーケティングですね。
イラスト:イラストACより
とはいえ、忙しい毎日の中で健康に意識的に気を付けた行動・運動をあれこれ実践するのはハードルが高いのが現実です。
それなら日々の通勤・通学・買い物などの移動の際に、歩いたり自転車に乗ったりして運動せざるを得ない環境にしてしまうのも良いのではないでしょうか?
日々座りすぎている現代人にとって「歩く」ということは、道具を使わずに出来る健康法です。
歩くことによって得られる健康効果の主なものを挙げてみると
●生活習慣病(高血圧・糖尿病等)の予防や治療
●善玉コレステロールを増やして悪玉コレステロールを減少させる
●心肺機能を高める
●骨や筋肉を強化する
●腸内環境を整える
●更年期障害などの婦人病の改善
●脳の活性化
●体脂肪燃焼によるダイエット
●自律神経の調整
●睡眠障害の改善
●リフレッシュ
思いつくだけでもこれだけ良い効果があるならば意識的に「歩く」ことを実践したくなります。
ちなみに体重50kgほどの人が時速4~5キロ程度で20分ほど歩くと・・・、
約60カロリーの消費になるようですよ。
新しく住まいを探す時にも、そんな健康的なライフスタイルも描きながら、駅から徒歩20分以上の距離の物件も候補に入れてみてはいかがでしょうか?
イメージ画像:写真ACより
駅から少し離れた物件は騒音・大気中汚染濃度などのレベルが繁華街よりも低く、その上物件価格が駅近より下がる場合が多いので、考え方によっては大きな魅力になるかもしれません。
これからの人生100年時代と言われています。ライフスタイルの価値観が多様化している現代社会です。住まいに関する考え方も少し変え、毎日の生活の中で無理なくコツコツ楽しみながら、何よりも大切な「健康」を手に入れて人生を豊かにしたいですね。
今年で創業100年を迎える株式会社イソダは「土地探しから注文住宅の設計・中古住宅のリノベーション、アフターケアリフォーム」までワンストップで相談できる専門チームがお客様の快適な住まいづくりの夢を叶えるお手伝いをさせていただきます。住まいに関する事はどんな事でもお気軽にお問合せ下さい。
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